丹波市くり振興会長で、丹波栗の栽培技術の普及とブランド化に努めている河村修治さん(66)=山南町奥野々=がこのほど、財団法人・日本特産農産物協会から「地域農産物マイスター」に認定された。丹波市では河村さんが第1号。クリ栽培における「師匠」の称号を得た河村さんは、「責任も感じるが、自分が持つ知識、技術はどんどん伝えていきたい」と話している。
河村さんは、父の跡を継いで1990年に就農。農業改良普及センターなどから指導を受けたり、先進地を視察しながら栽培技術や省力化に向けた知識を吸収していった。現在は約1㌶、450本を栽培している。
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