かつて京都・東寺の荘園だった篠山市大山地区の当時の様子などが記された古文書「東寺百合文書」が先月、ユネスコの世界記憶遺産に登録された。これを記念して大山地区では、荘園を起源とした地域の歴史文化を生かしたまちづくりをさらに進める契機とするため、11月15日午前10時―午後3時、大山小学校(大山新)で「荘園文化フォーラムin篠山大山」(同実行委員会主催、酒井隆明実行委員長)を開催する。荘園研究の第一人者による基調講演があるほか、大山小6年が荘園について学んできたことを発表したり、同地区の伝統芸能の紹介、百合文書のレプリカの展示など多彩のプログラムを企画している。
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