写真・鯖街道を通り、小浜市から篠山市までを踏破したことを報告する商工会商業観光部会の会員ら=兵庫県篠山市今田町今田新田で
篠山市商工会商業観光部会(中村相石部会長)の部会員ら15人が、古くから伝わる丹波篠山の食文化の一つ、「鯖寿司」を広くPRしようと、11月11日朝から翌夕方にかけて福井県小浜市から篠山市まで約120キロを踏破した。12日に「日本遺産×創造都市フォーラム」が開かれていた、さぎそうホールをゴールとし、フォーラム閉会後に到着を報告。大きな拍手に迎えられていた。
「鯖イバルウオーク」と題して実施。古くは鯖街道を使って若狭から鯖が運ばれていたことから、小浜市で仕入れた鯖を担ぎ、腹掛、股引に竹笠という姿で、3人1組で5区間をリレーした。到着を報告した中村部会長は、「みなさんの協力のおかけで踏破できた」と感謝していた。
同商工会は25日午前10時―午後3時半、四季の森生涯学習センター(篠山市網掛)で「鯖イバルフェア」を開く。市内13店舗の鯖寿司を、それぞれ2切ずつパック(200―500円)にして販売する。約1300パックを用意し、売り切れ次第終了。「さばとさら」と題したイベントも同時開催し、鯖寿司に合う器を丹波焼でつくる陶芸体験教室(参加費1800円)などがある。
詳細は市商工会(TEL079・552・0758)。
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