写真・「あぁ、どすこい、どすこい」。6月25日の公開練習に向けて、甚句に磨きをかける「篠山相撲甚句健康教室」のメンバーたち=篠山市網掛で
今春、四季の森生涯学習センター(篠山市網掛)を拠点に開講した「篠山相撲甚句健康教室」(花井悟代表)と、一般社団法人「大阪相撲甚句会」(大阪市、田村正義代表理事)が双方の会員の交流とPRを兼ねて6月25日午後1時半―4時半、篠山市民センター(篠山市黒岡)で公開練習を行う。花井代表は、「篠山で教室が立ち上がって3カ月。教室生たちのこれまでの練習の成果を多くの人に見てもらいたい。楽しそうと感じてもらったら、ぜひ入会を」と話している。
公開練習には、大阪の会員10人も合流し、計約20人で張りのある歌声を響かせる。
相撲甚句は、花相撲や巡業相撲の際、力士が取組の合間に土俵で歌う七五調の囃子歌。
大阪相撲甚句会正会員の花井さん(74)=篠山市今田町下立杭=が、「腹式呼吸でおなかの底から声を出し、立って歌うので健康に良い。仲間づくりにも最適」などと呼びかけ、篠山教室を開いた。
練習日は毎月2回、日曜日の午後6―8時で、現在、市内をはじめ、丹波、西脇、三田、加西などから10数人が入会している。
↧