篠山市杉の山本清さん(71)が、大手アパレルメーカー「ワールド」(神戸市)の創業者、畑崎廣敏氏(80)が設立した「畑崎記念ファッショナブルエージング賞」を受賞した。51歳で脳出血の後遺症を負ってからリハビリに励み、夫婦で「障がい者スポーツ指導員」の資格を取得して障がい者と健常者とのスポーツ交流を進めていることなどが評価された。山本さんは「身に余る賞をいただき感謝している」と喜び、「東京五輪・パラリンピックの選手輩出を目標に指導に励みたい。地域でのユニバーサルスポーツの推進に、より一層力を入れていきたい」と抱負を語った。
年齢を重ねても、明るく健康で、内面が充実した生き方を実現するため、県内で地域密着の社会貢献活動に取り組んでいる個人や団体を表彰しており、▽健康づくり▽知的活動▽社会奉仕活動―の3分野がある。4回目の今年は、5人と1団体が選ばれた。山本さんは健康づくり分野での受賞。
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