村では、知らない間に人が集まる。糸を紡いだり、糊付けしたり、織ったりしていると、通りがかりの人が足をとめて、話をしながらごく普通に作業を手伝う。さりげなくて、当然のこと過ぎて、いい。(でも後でこっそりやり直したりもしてる…笑)
ラオスはなんせ人が近い。人の家におじゃますると、大概の場合たくさんの人がいる。家族かと思っていたら友人や隣人だったり、説明が難しいくらい遠い親戚だったり。まるで自分の家かのようにドシンと存在しているから見分けがつかない。
村がまるでひとつの家族のようだ。存在が近すぎて大変な時もあるけれど、小さな子どももご老人もみんなに見守られている。
ひきこもりや孤独死の説明をしても、『はて?』という顔をされるのは無理もない。
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