写真・2人展を開く大谷さんと太田さん=丹波市青垣町小倉で
丹波布作家の大谷由美子さん(57)=丹波市青垣町中佐治=と、表具師の太田嘉久さん(48)=同市青垣町小倉=の2人展が10月22―24日、丹波新聞社ホール(同市柏原町柏原)で開かれる。丹波布の制作工程で出た端切れを生かし、おしゃれなインテリア用品に仕立てた2人の合作の作品などを展示する。午前10―午後5時。
大谷さんは京都精華短大で染織を学び、丹波布伝承館で開設されている長期教室を修了。2年前に丹波布工房&ギャラリー「丹の布」を開いた。表具店「太田檜雲堂」を経営する太田さんは表具一級技能士で、昨年、県知事から「ひょうごの匠」に認定された。
2人展は今回で3回目。これまでにも合作を出展しており、今回は端切れを合作に活用した。いろいろな色合いの端切れを組み合わせ、10㌢×7・5㌢の長方形のカード風に仕立てたコラージュ作品や、ネコや鳥の形にしたものなどを制作。額装にし、約20点を展示、9000円程度で販売する。
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