丹波市立植野記念美術館(同市氷上町西中)で、9月17日から「星野富弘花の詩画展」が開かれる。季節の花や動物などを描いた瑞々しい絵に、優しく語りかけるような詩を添えた作品100点が飾られる。11月13日まで。
星野さんは1946年群馬県生まれ。中学校教師時代にクラブ活動指導中の事故で、肩から下が動かない状態になったが、口に絵筆を加えながら水彩絵の具やペンで絵や文字を描いている。
展示作品は、「折れた菜の花」など自身の境遇を悲観した初期の作品や、ケガを受け入れ、考え方にゆとりが出てきた頃の作品「生きているから」など。同館では「作品を通じ心の移り変わりも感じられる」という。
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