関西大学の佐治スタジオが主催する滞在型交流ワークキャンプが今年も行われた。佐治スタジオとは何ぞや?って感じだけど、要は関大の学生がゼミで利用したり、丹波に滞在し、地域の生業体験や行事に参加できるよう架け橋になって、学生が地域の現状や課題、魅力を発見し、地域再生について勉強してもらおうという拠点かな。
そんなスタジオの依頼で、今年もうちに学生が4日間就農体験にやって来た。しかも男子2人。これまでは女子で何となく扱いは分かるが、男子ってチビタの生態しかわからん母ちゃんにとってはちと管轄外だけど、元気あり余る彼らに、おばちゃんたちと交じって摘み取りに選別作業、防鳥ネットの撤去作業、秋ジャガイモや九条ネギの植え付け、豆類の間引き、夕方にはチビタとお姉ちゃんと一緒に遊んでもらい、育児と農業両方堪能してもらった。それだけではチョット寂しいからと取引先のお店に出向き、ブルーベリーがケ
ーキなどに加工された状態を見学。さらに社長からは、自然豊かな丹波から様々な温かい人のつながりで広がる丹波の特産品の事など盛りだくさんの話をお聞きした。
最終日には彼らが摘んだブルーベリーで一緒にジャムを作りながら恋愛相談まで受けて♪初日の緊張した顔は日に日に屈託ない笑顔に。若さが眩しいほどキラキラ☆そして驚くほどの食欲。「丹波に来てパワーを貰いました」と言ってくれたが、何か一つでも伝わったかなと心配しつつ、こちらも大きなパワーを貰いました♪(古谷暁子・ブルーベリー農家)
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