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第435問

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 18日に開通したのは、京都縦貫自動車道丹波綾部道路のどの区間? 1.京丹波みずほIC―千代川IC 2.京丹波わちIC―丹波IC 3.京丹波わちIC―京丹波みずほIC

NPO法人「里地里山問題研究所」代表理事 鈴木克哉さん(篠山市大沢新)

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「獣害が地域活性化に」  地域の獣害対策を支援し、農山村の魅力を発信しようと、今年5月、NPO法人「里地里山問題研究所」を設立、代表理事に就任した。都市住民の力を活用した獣害対策と地域活性化の両立に取り組むため、都市部からサポーターを募ったり、オーナー制度を実施。コメや栗などの栽培・収穫体験や竹林整備など里山の恵みを分かち合い、田舎暮らしの一端を味わえるイベントなどの計画を進めている。  和歌山市出身。中学生のころから大自然にあこがれを抱き、「いつか北海道で暮らしたい」。その思いを温め続け、北海道大学に進学。大学院に進み、青森・下北半島をフィールドにニホンザルの農業被害の問題解決に向けた研究に取り組んだ。そこで、「自然と折り合いをつけながら日々を営む人々の暮らしがある」ことに気づき、農村文化の素晴らしさを知った。その一方で、サルなどの獣害によって離農に追い込まれる農家を見てきた。「獣害が原因で農村が衰退していくのは辛い。田舎に関心のある都市住民に田舎の良いところばかりを見せるのではなく課題も知ってもらい、一緒に解決していく仕組みをつくれば、その取り組みの過程が地域活性化につながっていくのでは」と考えるようになった。  大学院卒業後は京大霊長類研究所へ。その後、兵庫県立大学講師と森林動物研究センター(丹波市青垣町)研究員を兼務し、サルを中心とした獣害対策への知識と経験を重ねた。  今年3月に退職。同NPOを立ち上げ、院生時代の思いを具現化するべく歩み出した。「『獣害があったからこそ、今の村のにぎわいがある』と言っていただけるような地域づくりをめざしたい」。39歳。  

ベーグルとパン「NONOHANA(ののはな)」

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優しく素朴な味わい  今年4月、Iターンの瀧野弘樹さん(35)、知恵美さん(34)夫婦がオープン。パン生地には卵や乳製品を不使用。クリームにはココナッツオイル、砂糖にはきび糖やてんさい糖を使い、体にやさしい、シンプルで素朴な味わいが特長。ベーグル(160円から)はプレーンやチョコチップ、全粒粉など7種類。自家製甘夏ピールを使った甘夏みかんのベーグルも。マフィンはチョコチップやバナナなど日替わりで2種類(週末は3種類)。素朴な味わいの「まるパン」(120円)や、総菜・菓子パンも取り揃える。白こしあんにすりおろした国産レモンを加えた「レモンあんぱん」(180円)は夏限定のイチオシ。 篠山市八上上299 TEL 079・506・6625 営業日/水―金曜:午前10時―午後6時  土、日曜:午前9時―午後6時 定休日/月、火、祝日 売切れ次第終了

第436問

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 栄養ドリンク「メガシャキ」のCM曲を制作した、篠山市の岡澤和真さんが所属する5人組 バンドは? 1.イシノウエサンネン 2.ロンヨリショウコ 3.キュウソネコカミ

ソプラノ歌手 大槻朱里さん(丹波市春日町野村)

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「音楽が好き」を大切に  6月に丹波の森公苑で自身初のソプラノリサイタル「うたは風に乗って」を開いた。本番前、舞台袖から客席を眺めると、立ち見が出るほどの超満員。「感極まって泣きそうになった。貴重な時間を割いてくださり、ただただ幸せ」と振り返った。歌のほかにも進行や曲解説も自身で行い、1時間半の舞台を務め上げた。  歌に興味を持ったのは、春日中学校1年生のとき。丹波市内にあったミュージカル劇団を紹介してもらって入団。特に「歌うこと」に心をつかまれたという。「声色ひとつで多くの表現ができる。新しい曲に挑戦する喜びでいっぱいだった」と言い、次第にのめり込んでいった。柏原高校を経て、国立音楽大学演奏学科声楽専修に進学し、オペラを中心に学んだ。  卒業を間近に控えた大学院2年の2011年3月11日、福島県いわき市への卒業旅行中に東日本大震災に遭遇。乗っていたバスは大きく揺れ、隣にいた友人に思わずしがみついた。道路が裂けていく瞬間を目の当たりにし、「すぐさま、ただ事ではない地震だとわかった」と話す。近くの小学校体育館に避難すると、人であふれかえっていた。支給された毛布にくるまったが、寒さと恐怖から震えて一夜を明かした。  震災以降、復興応援ソング「花は咲く」と童謡「ふるさと」を歌うときは特別な思いになるという。「多くの人の思いをくみながら歌っています」と語る。  今後も各地のコンサートで歌声を届けたいという思いが強い。次のリサイタルは縁があれば、という。「ぜいたくな道楽と言われることもある。でも自分の気持ちを大切にしたい。音楽が好き」。29歳。

シャドウボックス創作家 村上知子さん

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表現の楽しさ味わう (むらかみ ともこ)西脇市在住  1958年(昭和33)丹波市青垣町佐治生まれ。旧姓足立。柏原高校、駒澤大学文学部国文学科卒。夫の海外勤務で、オーストラリア滞在中にシャドウボックスを習い、帰国後に西脇市、丹波市で「シャドウボックスブライトンクラブ」を開いている。アメリカシャドウボックス協会認定講師。  シャドウボックスは、ヨーロッパの中世の風景や日本の古典などの絵を重ね合わせて表現する立体アート。5月にふるさとの丹波市立植野記念美術館で、ブライトンクラブ教室生の作品展を開いた。「会場を訪ねてくださった実家の近くに住んでいた人と30年ぶりに再会して、感動した。同級生もたくさん見に来てくれたので、うれしかった」と言う。  自身も大小の作品を出品した。ひとつは部屋を描いた作品で、窓の外に映る白鳥の泳ぐ湖も表現するなど、構図を工夫した。「構図を考えることが作品づくりのスタート。表現することの楽しさを味わってほしい。仕事をバリバリしている人でも、普段とは違う自分を発見する場になると思う」と期待している。  作品制作で、一番に気にかけているのは、丁寧な仕上がり。「ざっくりと、早く完成させることもできるが、精魂込めて制作すれば、出来栄えの美しさも違うし、充実感が増す」と話す。  オーストラリアで、日豪両国の先生に指導を受け、シャドウボックスの魅力に引き込まれた。帰国してから、身近に指導者がいなかったため、独自で工夫を重ね、レベルの向上に取り組んだ。今年は、自宅に教室を開講してから15年の節目。「好きなクラシック音楽のほか美術や映画などにも触れ、作品作りの基になる感性を磨き、人に感動を与える作品を作っていきたい」という。  「忙しい時代。作品制作を通じ、女性が自分自身を取り戻す時間になればうれしい。生徒の中には同級生もいる。ふるさとはありがたいですね。男性の参加も拒みません」と柔和な表情を見せた。  

あまづキッチン

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地元食材メニュー豊富  社会福祉法人「ふくちやま福祉会」が今年4月末、就労継続支援B型施設としてオープンさせた。カフェレストランがあるほか、焼きたての自家製パンや、イチゴや栗といった地元食材を取り入れたアイスクリーム「収穫のアイス」を販売している。土・日曜、祝日限定で、地元のとれたて野菜を販売する「朝市」も開いている。カフェレストランは、肉や魚料理を中心とした「週替わりプレート」、好みのケーキが選べる「本日のケーキセット」が一押し。大人気の「収穫のアイス」は、毎月第2土曜日に柏原八幡神社周辺で開かれる「丹波ハピネスマーケット」でも販売している。 福知山市上天津1915 tel.0773・33・0055 営業時間/午前10時―午後4時 (土・日・祝日は午前8時から、ベーカリー・アイス販売は午後6時まで) 水曜日休み(祝日の場合は木曜)

第437問

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 丹波市立植野記念美術館で9月6日まで企画展が開かれている絵本作家は? 1.長谷川義史さん 2.のぶみさん 3.林明子さん

県ホッケー協会理事長 栁本晃代さん(篠山市河原町)

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選手たちの〝おかん〟に  兵庫県ホッケー協会の事務局機能が篠山市に移転したことに伴い理事長に就任した。「選手でもないし、ほとんど素人。実務は優秀な事務局がしてくれる。私の仕事は、選手たちと一緒になって喜んだり、心配したりすることですね」とあっけらかん。 〝みんなのおかん〟であることがモットーだ。  ホッケーとのかかわりは、2006年に兵庫国体のホッケー会場として篠山市が選ばれたことだった。「ホッケーと聞いても、『どこに氷があるんや?』くらいで、まったく知らなかった」。国体前に開かれた教室に、当時サッカーをしていた次男と参加。一度だけのつもりが、教室を終えた次男が言った。「おもしろいから続ける」  続けるからにはチームが必要になる。クラブや市協会も立ち上げた。その後、三男も選手になり、国体出場、全国優勝と期待に応えた。  「協会にいると自分の子だけでなく、ほかの子のことでも、わが事のように喜べる。県協会になったことで、篠山の子どもたちから、県内全体の子どもたちに広がっただけ」と笑う。  トップレベルの選手は、高校から市外へ出る。それでも、「いつか指導者として帰ってきてほしい。仕事があって、ホッケーができる環境をつくることが夢です」と意気込む。  東京五輪が近づく。出身選手が日本代表候補に選ばれており、出場も夢ではない。ホッケーはマイナー競技。だからこそ、大舞台で活躍できるチャンスがある。得られる感動を知っているからこそ、〝おかん〟の気持ちで口説く。  「国体選手目指さない? オリンピックも夢じゃないよ」  丹波市柏原町出身。54歳。

無添加「パンのプー」

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卵・牛乳アレルギー対応  篠山市春日江で12年前に開業してからずっと続ける無添加、手作りにこだわる。卵、牛乳や、乳化剤、イーストフードなどの添加物を使わず、具材はすべて手作り。  現在の篠山商工会館横に移って7年目。地元客にはよつ葉バターを生地に練り込んだ「食パン」(1斤半、480円)が人気。低温で焼いたもっちりとした白生地に、篠山産黒豆たっぷりの「黒豆パン」(3つ入り550円)、スパイシーな辛口で具だくさんの「焼きカレーパン」(200円、土、日限定)は観光客にも人気。例年9月から5月まで販売する、黒豆の煮汁を生地に練り込んだ「黒豆食パン」(550円)と、手作りカスタードの「クリームパン」(200円)もおすすめ。 篠山市二階町57―2 tel.080・5708・3186 営業日/木、金、土、日曜日と祝日の午前10時―売切れ次第 「黒豆食パン」はデカンショ祭時にも販売。8月20―23日は夏休み

第438問

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 8月15、16日に開かれる「丹波篠山デカンショ祭」。 今年は第何回? 1.第45回 2.第63回 3.第90回

パブリック・キッチン代表取締役 山口圭司さん(東京都武蔵野市)

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東京で丹波産野菜PR  春日町で有機野菜を栽培し、その野菜を使った料理を提供するカフェレストラン「パブリック・キッチン」を東京・吉祥寺で営む。会社の共同代表の神川健太さん(34)が野菜栽培を担当。山口さんは、レストランでシェフとして腕を振るい、月に1回は丹波に来て畑の様子を見ている。「店には、丹波出身者も来られます。『丹波出身です』と言われると、親近感を覚え、すぐに仲良くなります」  奈良県五條市の出身。大阪・心斎橋でカフェレストランを開く際、丹波市の農家と知り合った。寒暖差の大きい地で育った野菜の味わいにほれこみ、丹波の野菜を仕入れた。2年前、高槻市出身の神川さんと出会い、神川さんの野菜を仕入れるようになり、共に会社を経営。昨年12月、心斎橋の店をたたみ、東京に進出した。  店の人気メニューのひとつが、15種類ほどの季節の野菜を使った「日替わり畑の実りご飯」。手ごろな値段で、野菜をおいしく食べてもらうよう工夫しており、どのメニューにも丹波で育った有機野菜を使う。夕方、店に届いたスイートコーンを、3㌢幅にスライスして生で提供したこともあった。生での提供に驚いたお客だが、食べてみて今度はその甘さにびっくり。「店では野菜の販売もしていますが、その日のうちに30本のスイートコーンがすべて売れました」とにっこり。  「お客さんのほとんどが『丹波』という地名は知っておられるが、京都にあると思っておられる。『うちの店は、兵庫の丹波です』とPRしています」。丹波には、都市部にはない資源があるという。「今後、それをどう事業に生かしていくか、楽しみです」。33歳。  

谷垣泰子さん訃報

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 谷垣泰子さん(たにがき・やすこ=谷垣渉谷垣辰馬商店社長・丹波市代表監査委員の母)8日死去、89歳。自宅は丹波市柏原町柏原118。葬儀は10日行われた。喪主は二男、渉(わたる)氏。  

音楽コンテストでGP 大阪ファイナルへ 篠山市の溝口恭加さん

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 篠山市大山上の溝口恭加(ゆきか)さん(18)=アーティスト名・恭加=が、このほど、ロックタウン(大阪市阿倍野区)で開かれた23歳以下を対象にした日本最大規模の音楽コンテスト「ミュージック・レボリューション」(ヤマハなど主催)の南河内大会でグランプリを受賞。11月3日、「ビッグキャット」(同市中央区)で行われる「大阪ファイナルステージ」に出場する。  南河内大会は全国200会場で行われた「ライブ予選会」の一つ。15組が出場した。恭加さんは初出場。オリジナル曲「starling」と「Liar」の2曲で挑んだ。あらかじめ自分でドラム、ベース、ギターを演奏した伴奏を収録しておき、本番でその伴奏を流しながら、ギターを弾きながら歌う“一人バンド”で演奏した。  ファイナルステージは、全国6カ所で開催。大阪ファイナルでは関西、中国、四国の予選会の代表25組が出場する。恭加さんは「Liar」で挑む予定で、「納得いく演奏をしたい。入場無料なのでぜひ聴きに来てほしい」と話している。  活動内容や出演スケジュールは、ブログ、ツイッターで発信している。

鉄道車両用精密部品製造 樋口鐵工所

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新幹線の安全走行担う 〈丹波工場所在地〉 丹波市氷上町沼2-1  0795・88・9211 写真・ハイテク検査機器が並ぶ樋口鐵工所丹波工場=丹波市氷上町沼で  創立100年を超える大阪の老舗メーカー。鉄道用車両の部品製造を手がけている。なかでも、13年8月に操業し、3年目に入った丹波工場は、全国の新幹線の部品を製造する専門工場。大手メーカーの注文を受け、新幹線を支える重要部品の製造を行っており、世界に誇る安全な新幹線の走行を支えている。  直径35㍉から22㍉の鋼材を切断。加熱、加工、成形して部品を製造する。完成品は、大小様々だが、ミクロン(1㍉の1000分の1)の単位の部品もある。「検査は、数百個のうち数個を抜き取りして行う方法ではなく、一つひとつの不具合の有無を調べている。新幹線の安全を担うために、高い技術力を駆使している」と福原紳技術製造部長は話し、品質管理の高さが長い間の信頼につながっている。  工場内には、ハイテクの検査機器などが並び、検査結果が瞬時に表示される。阿部圭志工場長は、「いかに不良品を排除するかにかかっている。思いこみが一番怖い。『気になることがあれば、報告、連絡、相談を』と、従業員には常々言っている」という。工場内には、鉄道事故現場の写真や「世界一に携わる誇りと責任」と言った言葉が張り出され、社内の士気を高めている。  工作機械、計測機器、システム関連などのメーカーのスペシャリストと連携し、高度な技術力を保持。女性3人が非破壊検査の社内資格を取得するなど、オペレーターの養成にも力を入れている。「地震、津波のリスクを避けるため、大阪よりも安全な丹波の地に専門工場を誘致した」と福原部長は強調する。 【社長】樋口正藏【資本金】1800万円【年商】15億円(2014年11月期)【創立】1913年(大正2)【業務】新幹線など鉄道車両用精密部品製造【従業員】48人(うち丹波工場6人)【事業所】本社(大阪市福島区)、丹波工場(丹波市氷上町)

ウッディハウス漣(さざなみ)

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 丹波年輪の里内のレスランを改装し、7月7日にバイパス沿いテナントから移転した。「安くて美味しい」コンセプトはそのままに、板前が作る和食メニューにランクアップした。  昼は一律600円。メーンの魚定食は、煮魚、焼き魚など数種類から選べる魚料理に、小鉢3種盛、味噌汁、サラダ、漬け物がつく。牛スジカレー、有頭エビフライカレーのセットも人気。  夜の「おつかれセット」は、日替わり小鉢3―4種類、ビールまたはソフトドリンク1杯、お茶漬けまたはうどんがついて1000円。  園山まゆみ店長は「体にいい魚料理がメーンの店。お年寄りや一人暮らしの男性、若い女性にもおすすめです」と話す。 丹波市柏原町田路102-3 tel.0795・72・3200 営業時間  昼の部 11:00-15:00(L.O.14:30)  夜の部 16:00-21:00(L.O.20:30) 定休日/月曜(祝日の場合は翌日) 約60席(畳席あり)

第439問

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 23、24日に開かれる丹波市氷上町成松の「愛宕祭」。  長年続く伝統は? 1.山車 2.おばけ屋敷 3.造り物

「全国中学校水泳競技大会」で標準記録突破 強化合宿参加へ PSK・井上真帆さん

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 丹南中学校1年生の井上真帆さん(ピュアスポーツ柏原所属)が18、19の両日、秋田県立総合プールで行われた「全国中学校水泳競技大会(長水路)」に出場し、200㍍自由形で2分5秒98をマーク。日本水泳連盟ナショナル選手標準記録(2分6秒27)を突破し、12月から行われる中1生―高3生対象のナショナル選手強化合宿の参加資格を得た。  井上さんは200㍍自由形では予選で2分5秒98のタイムを出し、30人中15位、1年生では2位だった。また、200㍍個人メドレーでは予選で2分21秒25の記録で、27人中11位。1年生では最上位だった。200㍍個人メドレーではナショナル選手標準記録にわずかに及ばなかった。  井上さんは「目標だった『ジュニアSS育成合宿』参加条件の決勝に残れなかったので残念。(24―26日開催の)全国JOCジュニアオリンピック夏季大会でリベンジしたい」と話した。  

自主映画上映グループ「SHARE」代表 向井万利子さん(篠山市殿町)

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社会問題を映画で学ぶ  2011年に起きた東日本大震災で、原発や放射能についてそれまで無知だったことに気づき、ジャーナリストの守田敏也さんを招いて有志で勉強会を開いたのが始まりだった。知人ら4人でグループ「SHARE(シェア)」をつくり、環境汚染や食べ物、命などにもテーマを広げて篠山市民センターでドキュメンタリー映画の自主上映会を続けてきた。  今、一番気になるのは子どもたちの食べ物。「添加物だらけのおやつを毎日食べている子がいる。食べる物で体も心もできていることをもっと知ってほしい」。次回、11月5日に篠山市民センターで開く映画会は、子育て中の父親が子どもたちの食の安全を守ろうと制作した「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」を上映する。時間は午後2時から(託児あり)と、午後7時から。上映会にはお母さんたちの参加が多くなってきており、子どもたちの未来をよくすることにつながると期待している。「毎回観に来てくださる人もいるが、テーマが重いので戸惑う人もいる。多くの人を呼ぶのは難しいが、続けることに意義があると思う」。  大阪府八尾市で生まれ、小学生の時に東京へ引っ越した。16年間勤めた大田区の保育士を辞め、バイクツーリングで自然に魅せられていた北海道へ。篠山へは、有機農業で黒豆をつくる農家との出会いが縁で、5年ほど前に移り住んだ。福島の子どもたちを受け入れるキャンプ「笑顔つながる篠山ステイ」には、今年もスタッフとしてかかわっており、「キャンプの必要性などを知ってもらえるよう、今後フェイスブックなどで発信していきたい」と話す。47歳。  

土谷正男氏が死去 柏原町商工会長で業績

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 柏原町商工会会長や兵庫県商工会連合会会長を長年務めた土谷正男(つちたに・まさお)氏が8月20日午前10時41分、心不全のため丹波市内の病院で死去した。91歳。自宅は丹波市柏原町柏原239。葬儀は23日午後1時から丹波市柏原町田路49の「ネムールの森」で行われる。喪主は長男、孝夫(たかお)氏(エム&エム社長)。  土谷精肉店初代社長。1981年から2007年までの柏原町商工会会長在任中、91年、大阪花と緑の博覧会会場で使われた「山の駅」の払い下げを受けてJR柏原駅の駅舎として移築。また町商工会館の建設を手がけ、マツタケの香り付きテレホンカードの発売でも話題を呼んだ。  98年から07年まで県商工会連合会会長。06年には全国商工会連合会副会長に就任した。勲五等瑞宝章、黄綬褒章を受章。
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