写真・小さな花を咲かせるバイカオウレン=篠山市本郷で
篠山市内最大規模のバイカオウレン群生地、篠山市本郷の松隣寺境内で開花が始まった。地元の愛好家や同寺の檀家らでつくる「松隣寺のバイカオウレンを守り育てる会」が3月17日午前10時半―11時半、同寺で観察会を開く。同会は「可憐に春を告げる『森の妖精』に会いに来てください」と参加を呼び掛けている。
バイカオウレンはキンポウゲ科の多年草。直径1㌢ほどの白い花を咲かせる。同寺裏山の斜面にたくさん植えられているシャクナゲの木の下にひっそりと小さな花を咲かせている。同会が柵を設置し、群生地を保護している。観察会は今年で4回目。
参加費無料。甘酒の振る舞いがある。問い合わせは同寺(079・592・0145)。
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