写真・8分咲きとなり、山の斜面を紫色に染めるカタクリ=兵庫県丹波市氷上町清住で
「春の妖精」カタクリが、氷上町清住の群生地で8分咲きの見頃を迎えている。清住村おこし実行委員会が主催する祭りが4月8日に開かれる。
2カ所のクヌギ林に大きな群生地がある関西最大級の自生地。山の斜面が紫色に染まっている。気温が17度以上になると咲き、花びらのように見える薄紫色のガクが反り返る。
同実行委員会によると、開花が遅かった昨年より8日早く、平年並みという。周辺は山野草が多く、キクザキイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウなども楽しめる。
期間中、会場で無料Wi―Fi、駐車場にスマホ充電コーナーを設ける。入園料300円。達身寺の拝観料とセットで500円。問い合わせは青垣観光案内所(TEL0795・87・2222)。
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