写真・たわわに実ったブドウの手入れをする細見代表=春日町野瀬で
兵庫県丹波市春日町野瀬のブドウ園「真楽園」(細見眞也代表)が、このほど開園した。多品種のもぎ取り体験が楽しめる。9月末ごろまで。午前10時―午後4時。
現在、「黒系」の巨峰やピオーネ、ブラックビートが最盛期。今後、8月末ごろからシャインマスカットや翠峰といった「緑系」、安岐クイーンやクイーンニーナなどの「赤系」が収穫時期を迎える。合計25品種70本を栽培しており、今年収穫できるのは14品種ほどという。
細見代表(64)は4年前、脳出血で倒れ、左半身にまひが残りながらも、一人で計25アールのブドウ園をつくり、昨年に念願のオープン。左腕が上がりにくいため、栽培作業の効率を考え、ブドウの棚を低めに作るなど工夫を重ねている。「子どもも房に手が届く高さなので、収穫を楽しめます」とにっこり。
黒系が100グラム120円、緑系が同140円、赤系が同150円。同園(TEL0795・75・1114)。
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