青垣町口塩久の中川ミミさん(34)がこのほど、丹波市から移住・定住促進や空き家の利活用に関する活動に従事する「地域おこし協力隊員」に委嘱された。3年間、移住・定住促進に関するホームページの作成、移住・定住希望者への相談対応、施策の提案、空き家バンクへの登録物件の調査や運用にあたる。
母親はエチオピア出身。生後まもなく青垣で暮らしはじめ、佐治小、青垣中の出身。カリフォルニア州立大学を卒業後、国際協力のNGOに所属。自然災害に遭った地域や貧困地域で、住宅の建築や修繕を通して現地の人たちの自立を促す活動に関わってきた。
「空き家事業と地域を組み合わせ、まちが変わっていく様子が体感できるような仕組みが提案できれば」と話している。
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