デザイナーとして活躍する吉竹惠里さん(30)=丹波市山南町岡本=が、手相鑑定士の資格を取得した。イベント出店なども可能な、れっきとした“プロ資格”。商売として鑑定するのではなく、コミュニケーションツールの一つとして活用するという。「手相鑑定を通じて、会話を充実させたい。本業には結びつかないけど、多くの人の手相を見ることができたら」と話している。
日本アートセラピー協会「開運未来流」の資格。生来の性格が表れるという右手、努力した証が出るという左手の両方を見る。「主線」と言われる生命線、感情線、知能線を鑑定したあと、金運や恋愛運などがわかるという細い線「支線」を見る。
氷上高校時代、資格を取ることに楽しみを覚えた。「毎年1つは資格を取る」を目標に、これまでカラーセラピストや色彩検定など、仕事に関わる資格を取得した。「デザイナーという本業を離れた“丸腰”の状態でも、役に立つスキルが欲しかった。もともと人見知りだし、会話の幅を広げたかった」と話す。
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