写真・初めての作品展を開いているよしずみさん(右)と幻さん=京都府京丹後市網野町で
本紙「丹波こども新聞」で漫画と詩「たんばわらべの詩」を連載中のよしずみあいさん(35)=丹波市=が、京都府京丹後市網野町下岡1018の「こころの森美術館」(0772・72・5686)で、初めての作品展を開いている。「わらべの詩」の原画のほか、携わったポスターや挿絵、チラシの原画など約30点を出品している。
同美術館は、古民家を改修し、昨年11月にオープン。同美術館長で木版画家の幻一さん(73)とよしずみさんは、よしずみさんが学生時代からの知り合いで、美術館のパンフレットをよしずみさんが手がけたことがきっかけで作品展につながった。
子どもたちがスイカの皮を口にくわえた「スイカノ皮入レ歯ノ図」など、新作も出品。水彩、ペン、鉛筆、色鉛筆などで描いており、いずれもほのぼのとしたタッチ。「ご縁があって頼んでもらった絵ばかりなので、1人では描けなかったと感謝しています。見た人に少しでも面白いなと思ってもらえれば」とよしずみさん。幻さんは「見る人がふわっとした気持ちになる絵。絵本作家になりたいという夢も応援したい」と話していた。
8月28日まで。午前10時―午後5時。月曜休館。無料。
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